誰も教えてくれないセンター物理の攻略法 電磁気編
こんにちは
現役国立大生のぼたもちです!
前回に続いて
センター物理の
各分野のコツについて書いていきます。
今回は電磁気編です。
早速見ていきましょう
電磁気は大きく
2タイプの問題があり、
・オームの法則、キルヒホッフの法を
使って解く回路の問題
と、
・電場や磁場、磁束密度が変化する
空間内での運動を、
力学を交えて解く問題
の
2つに分かれます。
センターでは毎年
第2問と小問集合で
出題されていますね。
こちらも力学同様
毎年出題されている分野なので、
第2問と小問集合でいきなり
出鼻をくじかれて
そのまま焦ってセンター失敗、、
なんてことにならないように
必ずマスターしましょう。
なんといっても鬼門は
法則の多さ
※写真はイメージです
優に20を超えます。
しかも似ている公式の多いこと
さらには
「見えない力が働く」
という難解さ
間違いなく受験生を
最も苦しめている分野でしょう。
とは言っても
マスターするしかないので、
ここは割り切りが重要です。
「電流の周りには磁場が生じる」
「電荷に電場をかけると力を受ける」
理由は私もいまいち解りません。
ただイメージはできます。
大学受験で求められるのは、
完全理解でも論述でもありません。
解ける力です。
事実高校の範囲では
こういった現象は説明不可能です。
もっと高度な数学も必要でしょう。
これを理解して
解いている受験生は恐らく
いないので、割り切りましょう。
といっても
イメージすらつかめない
そういう方のために
力学とセットで簡単に覚えられる
一石二鳥テクニック
を紹介します!!
それは、
・力学と対応させて考える
・単位を意識する
の二つです。
電磁気も目には見えずとも
電磁波による近接作用の力が
働いています。
実際に触れた部分からのみ
物体は力を受けています。
そのため、力学の考え方や
単位が通用します。
例えば、静電気力の公式
ですが、
力学の何かに似ていませんか?
そう、
運動の第2法則
です!
この二つの
式からわかるのは、
つまり、
質量と電荷は似たような概念で、
電場は加速度に質量電荷比を
かけたものであるとイメージができます。
実際は、加速度自体が、
質量あたりに掛かる力
である事を考えれば、
電場は
電荷あたりに掛かる力
つまり、
質量の世界で言う加速度
に、
質量電荷比を掛けて
電荷の世界に対応させた加速度
であることは
イメージできるかと思います。
このように
電磁気の分野でイメージしづらい
単位や概念は
力学に当てはめていくと
すんなりイメージできることが
多いです。
また他の例も
随時紹介していきます。
力学をマスターした
後に電磁気をやると、
比較的理解しやすいのでは
ないでしょうか?
さぁ、
力学と電磁気を併せて
マスターしてしまいましょう!!
ここまで読んでくださって
ありがとうございます
次回は
波動編
です。
続けてご覧ください!